#6 保健所理美容室の開業には保健所への届出が必須!手続き方法&必要なものを解説
美容室や理容室(床屋)を開業するとき、「難しそう、面倒くさそう」と思われることの一つが、保健所への申請・検査ではないでしょうか。たしかに書類を書いたり、備品を準備したりとややこしいことも多いですが、準備物や手続きの流れがわかれば、スムーズに進みますよ。
理美容室の開業には保健所への届出が必須!
美容室や床屋を開業するときには、事前に保健所に届けを出して、営業許可をもらわなければなりません。許可がおりるには、お店の設備や備品などの検査があるので、その基準を満たすように内装や設備を整えておかなければなりません。
理美容室の保健所への申請・手続きの流れ
保健所の検査を受けるのは、工事完了から営業を開始する一週間前までの期間。工事が終わったらすぐに検査を受けられるよう、事前に保健所に相談しておきましょう。
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STEP1.事前相談
工事がはじまる前に、開業場所の管轄の保健所に事前相談をします。地域によってサロンの設備基準も違うので、必ず着工前に平面図などを見せて、問題がないか確認してもらいましょう。
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STEP2.開設届の提出
開業の1週間前までに、開設届や施設の図面、構造設備の概要などを提出します。後日おこなう立入検査の日程調節なども、保健所の方と進めます。
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STEP3.立入検査の実施
保健所の方がサロンを訪問し、構造や設備など基準をクリアしているかどうか確認してもらいます。
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STEP4.承認・開業
もし問題がなければ、2~3日ほどで営業許可がおりるのが一般的です。
理美容室が保健所に開設届をだすときに必要なもの
保健所に開設届けをだす時には、以下のようなものが必要です。
・ 開設届
・ 施設の平面図
・ 理美容師免許
・ 医師による健康診断書
・ 検査手数料
開設届には、美容室のお店の広さや照明の数など、細かいことまで書かなければなりません。
難しいので、業者さんに手伝ってもらいましょう!
理美容室が保健所の検査をクリアするための基準
美容室の構造設備基準は、自治体の条例などで決められているので、地域によってルールが異なります。
そのためざっくりと、どのような基準があるか確認していきましょう。
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内装についての基準
まずは、お店の間取りや内装についての基準です。作業室の面積や、待合室の場所、床の材質などが決められています。他にも、換気・採光・照明は十分に確保できるか、手洗い場と器具洗い場の位置など細かい項目があります。
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設備・備品についての基準
衛生的に美容室を営業するため、消毒薬や救急セットなどの備品も準備しなければなりません。タオルやクシなど、「清潔なもの⇔使用済み」をきちんと分離できる設備は整っているかもチェックされます。地域によっては、消毒薬や容器の数など、書類に細かく書かなければいけません。
保健所の手続きは事前準備が大切
保健所の検査をクリアするには、施設選びや内装づくりの時点から、基準を意識しておく必要があります。美容室や床屋の開業に慣れている業者なら、サポートしてもらえますので、ぜひ頼ってくださいね。保健所の許可が無事おりれば、いよいよサロンオープンです!
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