2021.02.07新店舗開業に携わった壮絶な日々 大井ver
こんにちは大井です。
最近新築に引っ越しました!環境が変わっていろいろ大変ですがとにかく楽しいです。
夢の一戸建て。10年以上アパート住まいだったので広さに感動したのと、新築なので当たり前ですがキレイなんです。
いつまでもキレイが続きますように!!
毎お休みのたびに土堀に必死になっています。花なんていつ植えられるのだろうか…。
こんな感じの素敵なイングリッシュガーデンまでは程遠いのですがコツコツ頑張ります!!
今日は私が過去に経験した新店舗オープン奮闘記です。
10年近く前の話になりますが私もオープニングスタッフでお店作りを任された経験があります。安易な気持ちで引き受けたのですが、
それは想像を絶することの連続で辛く苦しい道のりだったのです。急遽決まった新店舗だったのでメンバーも寄せ集め。
スタートメンバーの内3名がレディースカットができないという状態(そのうちの一人が私)でのスタートだったのでどうなることやらと毎日が不安でしたね。
ですが当時の私は若かったので「何とかなるっしょと」楽観的に毎日とにかくやることをこなしていきました。
新店オープンってやることがとにかく多いんです。
大枠は会社がやってくれましたが細かい事(メニュー表作成、チラシレイアウト、備品購入、商材注文、設置場所を決めたり、名刺作成などなど…)今さっと思い出しただけでもこのくらい上がるのでもっとあったでしょう。
刻々とプレオープンが迫っているのに作業すら終わらない、終わっていないので集客まで手が回らない。当日お客様が来なかったらどうしようかととにかく焦りました。
そんな中、他店舗のメンバーがチラシを配りに行ったり店前で手配りしてくれたりと、会社一丸となってできたのはとても良い思い出です。
いざオープン当日…。スタートと同時にお客様が入ってきてくれた事に感動したと同時に今度は忙しさでパニックでした。
一人目のお客様なんて手が震えてましたから。なんたって技術も追いついていないのですから常に不安なのです。
なんとか一日中お客様が回転してくれたので初日としては大成功ですが課題は山積み。
毎日が課題→改善→課題→改善の繰り返し。
心が折れそうなこともありましたが、踏みとど待ったのには大きな理由があります。
達成感がとてつもなくあったから、お客様が支持してくれることが嬉しかったから。
怒られていることばかりでしたが私を支えてくれたのはこの二つの気持ちでした。
12年間の美容師人生の中で最も印象深い思い出があるのはこの新店舗のオープンです。
辛くもあり厳しい経験でしたが美容師人生の中で一皮むけたのはこの経験があってこそだったなと今では感謝すらしています。
「若いころの苦労は買ってでもしろ」
という先人の教えは間違いではありませんね(笑)正直今同じ事をしろと言われても
パワーが足りずやれる自信はありませんね。むしろ思い出が大変だったことが多すぎてやりたくないです(笑)
そんなお店が今どうなっているかはわかりませんが、
愛着も思い出もいっぱい詰まった私の居場所だったのでいつまでも元気なお店であれと心から思います。
もう経験したくないほど大変なことではありましたが、
大変さゆえに自分のお店という感覚と愛情はとても強く感じていました。
これからオーナーなっていく方に経験したからこそお伝えしたいことがあります。
丹精込めて作り上げたお店は子供のように愛があり、共に生きていくパートナーです。
お店作りは大変ですが命一杯頑張ってみてください。
人生で一度きりのお店作りですからいっぱい心込めていきましょう。