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2020.07.20【アドバイザーブログ⑤】自分らしくいきること

今日は私が前職場辞めた理由についてお話しします。
ちょっとディープな内容ですが
その決断を早くした方がいいんじゃないかと思われる
同じ境遇の方も多いのではないかと思いまして。
私は12年間ずーっと同じお店で働いていました。
新米時代から私を育て一人前にしてくれた、
とても大切な場所であることはまちがいありません。
思い出もたくさんあり、仲間と共に過ごした時間はかけがえのないものです。
ただ組織である事により、
だんだんと「自分らしさ」がなくなっていく感覚が生まれてきました。
会社である以上、経営者のお店ですから従うのは当然です。
というか、そうだと思いながらずっと過ごしていました。
幹部という役職になってからは特にそれを感じ、
自分を押し殺してやっていく事に
苦しさを覚えだしたのもこのころでした。
店長ではないので中間管理職というスポットで
上下からの板挟みとTOPスタイリストの両立。
日々忙しく仕事に追われる中で「私なんでここにいるのだろう」と思うように。
この頃から転職いうことを考え出したり、
それどころ美容師辞めるかとも思いました。でもできませんでした。
自分を待ってるお客様がいる、自分を必要としてくれる後輩たちがいる。
自分が抜けたらこの穴は埋まらないから
今辞めてはだめだと何年も何年もストッパーをかけていました。
ただ身体は正直です。
年齢もあるかもしれませんが急に体調がすぐれなくなってきました。
いろいろ検査して生死に関わるものではありませんが
長期にわたり治療することに。
この状態で続ける意味って?
それでも迷いました。
仕事量を減らす相談や、役職を降りることには応じてくれたのでこう少し、、、
後少しだけがんばってみようと。
お客様がわたしが辞めたら悲しむから。もちろん無理はしていました。
そうしたらまた新しく不調が出てきてしまったのです。とうとう痛みのあるものにまで、、、
ここで思ったんです。

「自分らしさ」
私が私らしくあることが何よりに幸せであること。

こんなことになるなんて思ってもみなかったし、
「大丈夫!私は頑張れる」
って気張ってきた気持ちをすとんとお落として、決意しました。
お客様との別れが一番辛かったです。
私を育ててくてた一番の人達。
お一人ずつお話ししてしっかりと引き次をさせて頂きました。
あとは仲間たち、特に立ち上げから一緒にいた上司、自分が育てた後輩には思い入れも強かったです。でも思います。

私がいなくてもお店はまわる。

最初は少し悲しく感じるかもしれませんが、

自分がいなくともお客様には新しい美容師さんが居ます。
お店も大丈夫です。育てた後輩たちが自分のお客様を守ってくれます。

そしてより立派なスタイリストに育ちます。

でもどうしても私がじゃなきゃといってくださる
大切なお客様と自分らしさを取り戻しイキイキと働く姿。

思い浮かべるだけでしあわせですよね。

もし同じような気持ちを今抱えているあなたに早くそんな姿を取り戻してほしいと切におもいます。
もし悩んでいる方に聴いて欲しい音楽があります。

SUPER BEAVER 「らしさ」

私は音楽から得ることがとても多いんです。
音には想いが強くのってきますから作曲、作詞に対して凄く感銘を受けることが多いのです。

マニアックすぎますね(笑)

辞めようと思い始めた頃から、そして今も聴き続けています。
自分らしさを忘れないためにも毎朝通勤中に聞きスイッチをいれます。

自分らしさって何だろう…。
永遠のテーマかもしれませんね。

あなたは今幸せですか?自分らしく過ごせていますか?

 

私は今しあわせです。

大井