STAFF ブログ

2020.12.25お客様の求めていることが変わってきています。

今年もあと数日となってきました。師走というのはあっという間に過ぎていきますね。
イベント事が続きますので楽しんでいきましょう!

今日はこの数年で大きく変わってきたなと思うお客様の声に注目していきたいと思います。
10年前と現在で変わったことはお客様のオーダーの仕方です。
昔は多くのお客様が雑誌の切り抜きやヘアカタログを持参してきて、「最近の流行りってなんですか?」と聞いてきました。なのでトレンドや有名人のヘアスタイルはよく注目してみるように私も心がけていました。流行さえ押さえておけばお客様満足は得ることが出来ました。
ですがここ数年で大きく変化してきてよく聞かれるようになったのが、
「私の似合う髪型はどれ何ですか?」という質問です。この2つの質問は大きな差がありますよね。流行りを追いかける時代は同じヘアスタイルを一日に何回も切ったという日もあったのですが最近はそれもほぼなくなりました。

このことからお客様の求めることがおしゃれさより「自分らしさ」を引きだすことに変わったと言えるでしょう。
お客様の似合うを見つけるためにはよく観察することが大切です。顔のパーツの位置や縦幅と横幅の比率、骨格や身長など多くの事に注意していかなければいけません。
それにプラスして職業や生活背景もその人らしさを引き出す大事な要素になってきますので重要になってきます。そこさえマスターして似合わせるカットをしてあげるとお客様の満足度を上げ、「この人わかってくれてる!」と思ってくれますから固定のお客様が付きやすくなりますから是非取り組んでみてください!

私が注意しているポイントをお伝えしたいと思います。
・気にしていることを聞く
悩んでいることを解消してあげるのが一番だと思います。そこさえ解消すれば似合うになりますから、まずカウンセリングの時に聞いてみましょう!カウンセリングこそに合わせに必要な最重要事項です。たくさんの情報をここで得ましょう!
顔が大きいことや、えら張りが気になるのであれば顔の中心に向けて段を入れるレイヤースタイルに、目が小さいを気にしているのであれば前髪を作ることをおすすめします。それにより瞳が強調されて目の印象が強くなりますので大きく見えるようになります。このように視覚的に錯覚を作る骨格補正をしてあげるとコンプレックスが解消されてとても喜んでくれます。
・自分から発信してあげる
お客様は自分自身にどのヘアスタイルが似合うがわからないで困っています。近年はネットで情報を収取されている方も多いので発信してきてくれることもありますが、「これがあなたに似合いますよ」と教えてもらいたい方多いのではないでしょうか?なのでよく観察しその人に似合うものをこちらから提案してあげてみてください。理美容師さんの言っていることはお客様からしたら正しいことなので喜んでいただけると思います。
・自分の中に情報をたくさん持っておく
発信するためにも正しい知識と技が必要です。似合わせるためカットをするにはある程度法則があります。感性で形だけ切るようなカットだけでは骨格補正とに合わせカットはできませんから必要な事に対してしっかり勉強すること、練習することはとても大切だと思います。
久々にウイッグを立てて練習取り組んでみてくださいね。

時代のニーズに合わせていくのが我々理美容師に求められていることなのでしょう。
ですから敏感に反応しお客様がどうしたら喜んでくれるのかに対しては常に反応していけるといいと思います。
「似合わせる」という事は大きな武器になりますから是非マスターしましょうね!